一度も敗れなし!趙子龍に敗れたことで永く名を残した将軍たちを振り返る

【③ 吕旷:袁術軍の「突撃の先鋒」】​

xd2袁術が淮南で帝を自称した際、吕旷は軍の先鋒を務め、周辺の郡県を次々と攻略しました。蘄県の攻城戦では、敵の城壁を梯子で登る「蟻附け攻撃」のリーダーとして率先して突撃し、城を落とす大功を上げました。また、曹操軍との対戦では、騎兵隊を率いて敵の側面を突き抜ける機動的な戦法で、多くの戦果を上げました。​

功名心に燃える若き猛將​

lv1吕旷は袁術の配下で、若くして武名を馳せた猛将です。出自は寒門ですが、武功を通じて富と地位を得ようとする強い功名心を持っていました。戦場では常に最前線に立ち、敵の大将を討ち取ることを目標としていました。袁術が衰退した後、曹操に投降しようとしたものの、最終的に袁尚に仕えて劉備軍と戦うことになりました。性格は激しく、思い切りの良い戦いぶりが特徴ですが、時に思慮が浅い面もありました。​

冀州の戦い「功名心 vs 正義感」​

xd1冀州の戦いで、吕旷は袁尚軍の一部を率いて劉備軍の陣地を攻撃しました。吕旷は趙雲の武名を聞いており、「趙雲の首を取れば天下に名を知られる」と功名心に燃え、単独で趙雲を挑発しました。趙雲は吕旷の浅はかな功名心をあざ笑うように応戦し、両者は馬上で激しい一騎打ちを展開しました。吕旷の攻撃は速くて激しいですが、趙雲の槍法は柔軟かつ精密で、吕旷の攻撃を全て回避しました。数合の後、趙雲は吕旷の攻撃の隙を突き、一槍で吕旷を打ち倒しました。この戦いは「功名心に溺れた猛将の最期」として、三国の教訓話の一つとなっています。​