奸雄!曹操が過って殺してしまった数々の有名人を振り返る!中にはただ一言間違えただけの人もいる

【第1位、 呂伯奢:恩を仇で返す無実の老農】​

曹操に出会う前の幸せな生活

lv1

呂伯奢は河東郡(現在の山西省)の平民で、曹操の父・曹嵩の旧友。当時、董卓による政権掌握に抗して逃走中の曹操と陳宮を自宅に招き、温かくもてなした仁厚な老人だった。農村で平穏に暮らしていた彼は、政治的な争いとは無縁の存在だった。​

血で洗われた、呂家一族の惨劇

lv2

董卓の追捕を逃れる途中、曹操と陳宮は呂伯奢の家に亡命した。呂伯奢は「遠来の客をもてなすものだ」と言い、家の者に豚を殺して料理を作るよう命じた後、自分は酒を買いに出かけた。しかし、曹操は「豚を殺す」という家の者の話を「自分たちを殺すつもりだ」と疑い、疑い深さから家の者全員を殺してしまった。その後、豚が殺されているのを見て誤殺に気づいた曹操だったが、その場で「寧我負人、毋人負我」(我が負う人あれとも、人が我を負うことなかれ)と言い放ち、帰宅した呂伯奢までも殺して逃げ去った。この事件は、曹操の冷酷無情な性格を鮮やかに示している。​